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2022年 12月 7日 『最後』の模試を大切に!
こんにちは、東京工業大学1年の山崎寛人です!
今回のブログは僕が担当していきます。
とは言っても、僕は高校生時代あまりこういう“教育系”の話を読んだり聞いたりしても、「綺麗事ばっかりだなあ」と思い、あまり心を動かされないことが多かったです。
自分みたいな高校生もたくさんいると思うので、今回のブログでは「綺麗事だけではなく、高校生やその保護者の方の心を動かせるようなものを書く」、ということを目標にします。
さて、ブログのテーマは 『最後』の模試を大切に!です
ご存じの方も多いと思ますが、12月11日(日)に東進が運営する共通テスト本番レベル模試があります。
基本的に二か月に一回行われている共通テスト模試ですが、今回の模試は共通テスト本番の前の最後の模試であり、大事に思っている人も多いのではないでしょうか。
人によっては、「今回の模試の結果が低かったら志望校考え直す」なんていう人もいるのではないでしょうか?
そんな大事な模試について、自分から伝えたいことは以下の3つです
1、やり切ることに意味がある
2、自己採点、解き直しも工夫するべし
3、不安な時こそ、超ポジティブ思考になる
自画自賛になりますが、かなり理にかなったことを書いた自信があるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
1、やり切ることに意味がある
当たり前ですが、模試はしっかりやり切ることに意味があります。学校の先生や塾の先生など誰に聞いてもこういわれると思います。
まず、単純に考えて同級生やライバルと同じイベントに参加しているなら、同じイベントで周りよりも得られるものが多いほうが得だと思いませんか?
模試は環境も整っていて緊張感をもって行えるので、自分の実力を知るうえでこれ以上ないいい機会です。
それだけではなく、集中して一日やり切ることで得られることは多いです。
共通テスト模試は時間割がとてもハードです。それもそのはず、本来二日間かけて行う量のテストを一日でやらなくてはいけません。
自分は、このハードな模試で集中する練習をしておくことで、共通テストの本番(模試と比べると休み時間がめちゃくちゃ長い)はすごくリラックスして解くことが出来たと思います。
また、長時間集中する機会はこれから先どんどん増えていきます。国立志望の人は、一科目2,3時の試験を受けることもあるだろうし、少し先の話ですが、僕が今受けている大学の授業は一コマで100分あり、それを1日に3コマくらい受けます。
2、自己採点、解き直しも工夫するべし
これまた当たり前のことではありますが、自己採点や解き直しの時にも工夫するべき箇所はいくつかあります。
具体的に自分が実践していた方法をいくつか紹介します。
まず、自己採点の時に大問別に点数をつけるのはもちろんですが、間違った問題の中には、計算ミスや選択肢の選び間違えなどのケアレスミスもあるはずです。
ずるい感じはしますが、僕はこういうケアレスミスをすべて丸にした場合の点数も考えていました。
もちろんケアレスミスをすることは良くないことですが、自分の点数を様々な角度から見ることで、「次はマークするときにこうするようにしよう」と工夫することが出来たり、今後の勉強や復習に役立てる部分が見つかると思います。(確率の問題で10点落としたけどほとんど計算ミス~みたいなときに、点数低いから確率の参考書もう一回やらないと!とはなりませんよね)
こういった部分は、帳票を見てもわからない部分なので自分で分析する必要があります。
また、解き直しの際に「なぜこの問題を間違えたのか」や「次に同じような問題が出た時にどういう発想をすれば正解にたどり着けるか」などを意識することも大切です。
これも当たり前のことではありますが、校舎でいろんな生徒と話をしていると、こういう細かい部分で手を抜いてしまっている生徒が多いイメージです。
ただし、人によってはこの科目にはそこまで復習に力を入れなくても良い、という場合もあると思うので見極めも大事です。(例えば僕は受験において国語と社会がほぼ不必要だったため、間違った部分の解答をさっと読んで終わらせていました。なんなら丸付けだけで終わらせる時もありました。)
3、不安な時こそ、超ポジティブ思考になる
これに関しては、僕の持論がかなり入っていますが、生徒や担任助手にこの話をしても「それいいね」「俺(私)もそう考えたいな~」みたいに賛成してくれる人が多いです。
※ただし、「そんな風にできないよ」という人もいると思いますのでそういう人は、「幸せそうだな~」くらいの感覚で読んでください(笑)
超ポジティブ思考とは、一般的に受験において良くないとされていることを全てプラスのこととしてとらえる、ということです。
例1、「12月の模試なのに、ケアレスミスめっちゃ多かった~」
↓
「本番じゃなくてよかった!この間違えはもうしないぞ!」
模試なんて所詮模試です。本番やらなきゃいいだけの話です。
例2 「めっちゃ勉強したのに、まだこんなにわからない問題がある」
↓
「今わかってよかったじゃん、逆に今全部できたらつまらないでしょ」
今全部できたらつまらない、という考え方はほんとにおすすめです。不安がなくなるうえに、それ以降勉強するモチベにもつながります。
例3 「(試験中)やばいこの問題分からない!」
↓
「この俺(私)でもわからないから、みんなわからないんだろうな~」
試験中の焦りや緊張を抑えてくれる魔法の言葉です。
実際に僕はこれで2022年の共通テスト本番、超難化していた数1Aをこの考え方のおかげで焦ることなく解くことが出来ました。
(実際、自分と同レベルくらいの友達は自分より出来ていたので試験中の思い込みは間違っていたことになりますが、ここで大切なのは「試験中焦らない」ということなので問題ないです!)
こんな感じで心持ちを変えるだけで、不安が抑えられて自信がわいてくるはずです。精神状態が悪いと解ける問題も解けなくなるし、勉強しても上の空であまり頭に入ってこないでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか?少しでもためにったな、と思ってもらえたら嬉しいです。
これらの工夫や考え方は、二次私大の過去問を解く際にも応用できると思います。
皆さんの受験が後悔のないものになることを祈っています!