8月22日 夏休みブログリレー第20走 ~理系通信 番外編~ | 東進ハイスクール 調布校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 8月 22日 8月22日 夏休みブログリレー第20走 ~理系通信 番外編~

こんにちは、東進ハイスクール調布校担任助手、東京工業大学生命理工学院2年の山崎寛人です。

今回のブログリレーは僕が担当します!ブログリレーで、多くの担任助手が勉強の事や息抜きの仕方などを話しているので、僕はちょっと変わった内容の話をしようかなと思います。

はじめに

勉強をしているとき、皆さんは何を大事にしますか?この質問の答えは人によって様々だと思います。僕は、「効率」言い換えれば「短時間で多くの事を定着させること」を大事にします。個人的には時間よりも大事なものだと思っています。

 

では、「いかに定着するか」という部分に関して話を進めていきたいと思います。

 

人間は、どういう条件がそろえば「短時間で多くの事を定着」させることが出来るでしょうか?これに関しては、わたくし山崎寛人が19年半ほど生きてきて(誕生日が3月なのでまだぴちぴちの10代です笑)経験則的に答えを見つけました。

 

短時間で多くの事を定着させるための条件は2つあり、1つ目は「好奇心」2つ目は「闘争心」だと僕は思います。順番に解説していきたいと思います。

「好奇心」

「好奇心」とは、辞書的に説明すると「珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心」です。勉強にあてはめると、うお~この単元おもしれえ!とかこの問題こうやって解くんかあ~!とかが好奇心に当たると僕は思っています。

 

好奇心を持って勉強をしていくとどうなるでしょう。

人間の脳が、興味のあることをより記憶に残そうとすることは言うまでもないでしょう。例えば、授業中眠くなるくらいつまらない授業よりも、思わず夢中になっちゃうくらい面白い授業の方が、授業を受け終わった後での理解度が全然違いますよね。日常生活でも、なんで何回も聞いてるのに覚えられなんだろ~というものは大体、自分が関心を持っていないか興味がないからだと思います。

 

この、好奇心というものは割と先天的なものだと思っていて、好奇心を持つものと持たないものは人それぞれだと思います。実際僕は好奇心の対象が極端で、歴史の試験では高校時代めちゃくちゃ勉強しても平均点を超えられませんでしたが、小さいころから元素記号とかが大好きで5歳の時に周期表を70番目くらいまで覚えていたらしいです。(母親談)

 

このように、好奇心は味方にするとかなり強いですが、味方にできる条件が結構限られています。逆に言うと、好奇心を持って勉強できる科目や単元はめちゃくちゃ有利だと言えます。そういう分野を目指したり、専攻で選んだりするとすごく楽しい人生になるんじゃないかなと思います。

「闘争心」

もう一つの条件は「闘争心」です。闘争心は、簡単に言うと「あいつには絶対負けねえ!」とか「見返してやる!」っていう感情です。

 

闘争心をもって勉強をしていくとどうなるでしょう。

それはつまり、強い信念を持った人が目標に向かっていくという事です。これほど素晴らしいことは無いと思います。皆さんも、校舎の掲示で「過去問演習実施数ランキング」とか「マスターランキング」とかを見て燃えてきたようなことがあるんじゃないでしょうか?それこそが「闘争心」です!!自分の中に眠っているナニカを呼び起こしてください!!

 

勉強において、ライバルの存在が大切である理由はここにあると思います。僕は、中学でも高校でも自分よりも少し学力が高い人に挑み続けて、モチベを上げていました。結果的にそいつらを全員超えられたわけではありませんが、ライバルの存在はいつの時も自分に刺激を与えてくれました。

 

また、僕にとって「絶対に見返したい人」が人生において3人いました。そいつらは僕のことを勉強面でひたすらバカにしてくるようなやつらでした。(僕の事だけをバカにしていたわけではなかった気がしますが)そういう人がいると、僕は負けず嫌いなので「んんあぁいつらァ!ん絶ッッ対見返してやる!!!」となりました。今でも、勉強するときに小学校時代に自分をバカにしてきた友達を思い出してやる気を出す時もあります。

自分のことをバカにしてくる人はいい気持ちはしませんが、そういう人の存在で結果的に勉強がはかどるので悪い事だけでもないんだな、と思います。

 

闘争心は、先ほど話した好奇心と比べると後天的なもので、誰でも味方にできる物だと思っています。みなさんも是非、ライバルや見返したい人を見つけて、心を燃やしながら勉強してみてください。

理系の人は、言ってくれれば高校時代の山崎寛人の成績を見せるので、「闘争心」の対象にして下さい。

最後に

今回は、勉強の話の中でも「心」の話をしました。やはり受験生、ましてや現役生は強い「心」を持たないと合格は勝ち取れないと思います。強靭なメンタルを持つのです。

 

また自分の話になってしまいますが、自分は第一志望の受験当日、自分でも気持ち悪いくらいの強靭なメンタルで受験に臨みました。試験会場に着いた瞬間「この教室にいるやつらは全員自分よりバカだ」と思い込み、トイレで誰かとすれ違ったときは「あー、おバカさんがトイレしてるよ」って自分に言い聞かせました。試験中わからない問題があった時は「この俺が出来ないんだから周りもできてないんだろうな~」って妄想してました。

 

実際にそんなことを言えるほど学力に余裕があったわけではありません。実際に受験はあと4点低ければ落ちていましたし、それでも上振れを引いたくらいです。自分の学力がその程度なのは日々の勉強から分かっていました。

 

なので少なくとも気持ちだけは周りに負けないようにしよう、それが自分なりの戦略だったのです。

 

何度も言いますが、受験で一番大事なのは「心」です。これだけは自信を持って言えます。夏休みはもうすぐ終わってしまいますが、受験まであと約半年間、悔いのないように生活してください!

 

次回は林担任助手です!お楽しみに~

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