模試の受け方 | 東進ハイスクール 調布校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 7月 16日 模試の受け方

調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

担任助手1年の北川晶子です。

今回は模試の受け方についてお話していきたいと思います。

いつも模試をなにも考えずに受けてしまっている人は、ぜひ最後まで読んでください!!

模試を受ける理由

皆さんは模試を受ける理由をいくつ思い浮かべられますか?

中には「模試って受ける意味あるの?」「問題形式に慣れるのは普段の勉強でもできるじゃん。」と思っている人もいるんじゃないでしょうか?

しかし、この考えは大きな間違いです!

模試を会場で受けることで得られるものはたくさんあります!!

その理由を勉強面と精神面に分けて列挙していきます。

 

模試を受ける理由~勉強面~

勉強面では

・試験の形式や問題傾向に慣れるため

・志望校との距離を測るため

・今、自分が受験者の中でどのくらいの位置にいるのか知るため

・自分の弱点を発見するため(自己分析)

・学習の進捗確認

主にこの5つが挙げられます。

模試の結果を踏まえて、

・時間内に解き終えることができたか

・問題傾向の分析

・インプットした知識が自分で使えるようになっているか

・今の勉強方法は間違っていないか(時間をかけた分の結果が出ているのか)

・得意、不得意を発見

上記の視点から今までの勉強を振り返り、改善点を見つけることが大事です!

自己分析をした後に、これからの勉強計画を立てていきましょう!

 

模試を受ける理由~精神面~

精神面では

・場慣れ、試験慣れをするため

・試験前日や当日のルーティーンを確認するため

主にこの2つが挙げられます。

この2つが模試を会場で受けた方が良い理由になります!

「問題形式に慣れることや自己分析は模試じゃなくてもできるし…」

なんて思っている人いませんか?

では、その方々に聞きます。

入学試験会場は普段あなたが勉強している場所ですか?

そんな事はないはずです。

確かに、問題演習だけならわざわざ会場に行かなくてもできます。

しかし、本番で周りがピリピリしている雰囲気で、今までの勉強の成果が問われている時に、人生がかかっている時に、

いつものように問題を解くなんて事できますか?

できない人がほとんどだと思います。志望度が高い大学の試験ならなおさら緊張するはずです。

いままでたくさん模試を受けてきた人でもド緊張するのが入試本番です。

入試に近い緊張感をあまり経験していないまま入試本番に挑むのは非常に危険です!!

今のうちから模試を会場で受けて、少しでも場慣れしておきましょう!!

2つ目の項目のルーティーンに関しては後ほど説明します。

 

模試の受け方

おまたせしました!

今回のメインである模試の受け方について、模試前日、当日、模試後の3つに分けてやるべき事をお話ししていきます!

 

~模試前日~

①持ち物準備

受験票筆記用具時計は一番最初にカバンに入れましょう!

試験本番で忘れたらシャレになりません。

寝る前に準備しましょう!!朝はバタバタしていると思うので、忘れものをしやすくなります!

落ち着いて会場に向かうためにも前日に準備しましょう!

また、共通テスト型の模試を受ける際は、鉛筆で受験することを強くおすすめします。

共通テスト本番は、鉛筆で解答をマークする人がほとんどだと思います。

(シャーペンよりもマークの時間がかからないので、時間短縮になるため)

計算などはシャーペンで書いてもよいのですが、解答用紙にマークする際は原則鉛筆を使いましょう。

模試の時から鉛筆に慣れておきましょう!

 

②問題を解く順番の確認

科目ごとにどの単元の大門から解くかをなんとなく考えておきましょう!

解く順番によって時間が足りるのか足りないのか大きく変わってきます。(特に共通テスト)

正答率を少しでも上げるために、自分の得意、不得意に沿って決めておくといいでしょう。

(なぜしっかりではなく、なんとなく考えるのかは後で説明します。)

 

③休憩時間や試験最中のルーティーンを決める!

これは心を落ち着かせるためにとても重要なものです!

具体的には

・緊張や焦りを感じた時にどうするか(試験前、試験中)

・問題が配られてから試験が始まるまで何を考えるか

・休憩時間に何を食べるか

模試で培った自分だけのルーティーンは思いのほか、試験本番時に効果を発揮します。

これらのような自分の心が落ち着く行動や考え方を事前に考えておきましょう!

 

ちなみに私は、焦ったときは深呼吸(5秒吸って3秒吐く×3セット)をしてました。

実際に部活の試合で気持ちをリセットするために行っていたルーティーンの一つでした。

部活の試合や大会などで何かルーティーンを行っていた人はそれを参考にしてみるのもいいと思います!

(あまり激しく動かないものに限りますが…笑)

 

④勉強

苦手な単元や以前できていなかったところなど、自分が不安に思う箇所は確認していきましょう。

 

しっかり寝る

これは、受験において当たり前のことです。

記憶は寝ている間に整理されます。

直前になると色々と不安な単元が出てくるのは分かりますが、

寝不足で自分の最大パフォーマンスが発揮できなかったら元も子もありません。

適度なタイミングで諦めて寝てください。

残ってしまった単元は朝または試験前の休み時間に確認しましょう。

 

~模試当日~

遅刻しないように早めに行動。

当たり前です。

試験本番、会場に時間ギリギリに着くのは自分の首を絞めている行為です。良いことは全くありません。

本番では、会場の雰囲気やトイレの配置を把握すること、そして心を静めるためにも時間を要します。

そのような時間を十分にとれたかどうかは試験結果を大きく左右する要素の一つです。

多少の交通機関の乱れがあっても遅刻しないように余裕をもって行動しましょう!

 

②試験を受ける。

今までの成果を出し切ってください。1点でも多くとれるようにあがいてください。

また、問題を解く順番を問題を見てから、確定しましょう。

事前に順番を心に決めて解いてしまうと、想定外の問題が出題されたときに焦ってしまいかねません。

事前に順番を「なんとなく」決めておくと説明した理由はここにあります!

入試では何が起こるか分かりません。突然、問題傾向が変わっているなんてことはよくあります。(特に共通テスト)

それに加えて、問題の難易度も単元ごとに差がある時もあります。

事前に決めていた順番にこだわりすぎず、臨機応変に対応しましょう!!

 

③ルーティーンを実践

事前に決めたルーティーンを実践してみましょう!

緊張がほぐれたか、そうでないかを覚えておきましょう。

 

~模試後~

当日中に自己採点する。

当たり前です。

模試は体力を使うので、帰ったら一息つきたくなる気持ちは分かります。

しかし、入試では同じような問題が次の日の入試で出題された!なんてことが多々あります。

次の入試で1点でも多くとるために、当日中に自己採点をし、復習をしましょう。

 

②解き直し&復習をする。

解きなおしをしてみて、

・落ち着いて解けば正解できた問題

・時間があったら正解できた問題

この2つはすぐに復習しましょう!

 

③帳票を見て分析する⇒勉強計画を立てる

帳票が返却されたら、

・志望校までどのくらいの距離があるのか

・正答率が高い問題が不正解になっていないか

この2つを重点的に見ましょう。

自分の立ち位置などがわかったら、それらを参考に今後の学習計画を立てましょう!

もし、勉強方法や計画の立て方が分からない、という人は気軽に担任助手に相談してみてください!!

 

④ルーティーンを振り返る

実践してみたルーティーンの中で緊張が和らいだもの、そうでなかったものを分けましょう。

今後、再び模試を受験する際、また入試本番にするルーティーンを選別していきましょう!!

 

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!

模試は勉強面のみならず、自分の精神面を知ることにも大きく役立ちます!

模試を最大限に活用し、入試本番で120%の力を出せるようにしていきましょう!!!

 

次回は林担任助手による

”夏休みを有意義に過ごすために~受験生編~”です!

お楽しみに!

 

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