ブログ
2023年 6月 28日 科目別勉強のすゝめ ~共通テストリスニング編~
調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
担任助手1年の山内麟太朗です!
今回は科目別勉強法すゝめということで、担任助手がそれぞれ受験生時代に得意だった教科の勉強法などについて書いていこうと思います!
第1回は共通テストリスニング編です!
科目について
共通テストリスニングは1日目の最後の科目として行われます。
テスト時間は30分、100点満点のテストです。
2科目ある英語のうち1科目で、ほぼすべての受験生が受験する科目でしょう。
勉強法
概要はここまでにして、ここからは実際の勉強法について書いていきます。
1 単語
皆さんご存じかもしれませんが、他言語なので単語がわからなくては始まりません。
解くスピードは流れる音声に合わせないといけないので、
わからない単語を思い出す時間なんてありません!
英語から日本語への変換を素早くできるように取り組みましょう!
東進の生徒は英単語の高速基礎マスターを最低限完成させて問題に挑みましょう。
2 速い英語を聞く
これに関しては慣れの問題です。
最初は完全に聞き取れる必要はありません。
何より重要なのは、共通テストの音声よりも少しでも速い英語を聞くことです。
そうすれば、実際に問題を解くときに音声が体感ですが、少し遅く感じられるようになります。
おすすめの音声
①共通テストの問題集の音声(少しずつ再生の倍速を早くする)
最初は1.2倍速くらいから始めるのがいいと思います!
②英語のニュース
①よりは少し難易度が上がり、聞き取りにくくなりますが、おすすめの練習法です。
こちらに関しては、最初は倍速にする必要はないと思います。
また、この音源はスマホのポッドキャストや動画サイトなどで探してみるといいと思います。
こちらの練習法では1つ大きなメリットがあります!
それは、音源の発音がより自然な英語になるということです。
共通テストの音源でも弱く読まれる単語、単語同士がつながってほぼ1単語に聞こえるものなどがありますが、この特徴がよりはっきり出て練習ができるのがニュースの音源かと思います。
3 音読・シャドーイング
自分が受験生時代に感じていたのは、自分で発音できない単語は聞き取れないということです。
単語に関しても、間違った発音で覚えていると、知っている単語でも判別ができなくなります。
(下手をすれば別の単語として聞き取ってしまうことも…)
そこでお勧めするのがシャドーイングです!
まずは単語の音声をシャドーイング、慣れてきたら共通テストの音声をシャドーイングするのもいいかもしれません。
テクニック
ここからは練習法というよりは解くときに使えるテクニックを1つお伝えしたいと思います!
それは、後ろの問題を先に見ておくということです。
特に大問1、大問2に関しては後ろの大問よりも問題の難易度が低く、さらには2回読まれます。
この範囲を1回で聞き取ることができれば、後ろの問題を先にチェックすることができるようになります。
後ろの問題をチェックするときに行ってほしいのは、選択肢のチェックです。
ただ見ておくだけでは意味がありません。
例えば大問1のA、大問3に関しては、主語や動詞が4つの選択肢で一致していることがあります。
このような問題であれば、先に主語や動詞の部分に斜線を引いておけば、聞き分けに必要な部分がすぐにわかります。
そうすれば、実際に問題を解くときにかかる時間が減ることになります。
他の大問に関しても、後ろの大問になればなるほど内容が多くなります。
そのような場面でも、少しでも先に選択肢を読み内容を把握していると解答がよりスムーズになるでしょう!
まとめ
長くなってしまいましたが、いかがだったしょうか?
実際自分が共通テストリスニングを受けた時も、焦りからか普段よりも音声が聞き取れなくなりました。
それでも1問ミスで切り抜けられたのは積み上げた演習のおかげだと確信しています。
すぐに得点が伸びるものでもありませんが、最終的には演習・練習の成果が表れてくると思います!
継続は力なり!!