ブログ
2022年 5月 5日 卒業ブログ〜井澤・山下〜
東進ハイスクール調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
今回のブログは、5月で調布校を卒業する井澤担任助手・山下担任助手からのメッセージです。
2人の最後のブログをぜひ最後までご覧ください!
井澤担任助手より
みなさんこんにちは!
調布校担任助手2年の井澤大樹です。
私事ではありますが、この5月をもって東進ハイスクール調布校を卒業することになりました。今回は、そんな自分が最後に皆さんへ何かを残せればいいなという思いでブログを書きたいと思います。
大学受験における具体的な勉強法やテクニックなどについては新たな担任助手の方々がたくさん語ってくれることでしょう。したがって今回はより大きな視点で大学受験とその後について書いていこうと思います。こんな考えもあるのか〜という程度に読んでいっていただければ幸いです。
まず、僕がこの1年で感じたことは、大学受験は自分のためになるということです。(当然と言えば当然かもしれませんが、)
僕自身、大学で勉強をしていて、大学受験の過程で得た知識や勉強の取り組み方そのものがすごく活きていることを実感します。
英語を頑張ったことで少し上のレベルのクラスを選択できたり、世界史を細かく理解したことで特定の地域の歴史的な出来事をより専門的な視点で学ぶことができたりしました。
反対に、大学受験で日本史を選択しなかったために、日本史に関連する内容を扱った授業では理解に苦しむことが多々あります。
みなさんには、ぜひ今学んでいることがその後の4年間で非常に重要な「ツール」になるということを意識しながら頑張っていってほしいと思います。
もちろん、受験勉強は辛いことのほうが多いかもしれません。いや、辛いことの方が多いです。
それでも、その結果として得られるものは一時の苦しみとは比較できないほどの財産になると切に感じています。
次に、大学受験をし、新たな環境に身を置くということについてです。
僕はこの1年間で様々なバックグラウンドを持つ仲間と出会うことができました。それはきっと大学受験をしていなければ叶うことはなかったことだと思います。
日本と外国のハーフの友人や様々な国の留学生などとともに過ごす日々は、一般的な中学校と高校を経験した僕にとっては非常に新鮮に感じています。
もちろん、そのような環境が正しいというわけではありません。その「理想的な」環境は人それぞれです。ただ、自らの志望する環境がどのような環境であれ、そこに向かって努力を重ね、結果を出しさえすれば自ら選ぶことができるという点は大学受験の大きな魅力ではないでしょうか。
「新たな環境で一層成長できるよう、まずはそこに辿り着くための努力をする」という気概で日々頑張ることが重要なのだと感じます。
かなり偉そうなことを書いてしまいましたが、今の気持ちを素直に書いてみたつもりです。少しでも受験勉強を頑張るみなさんの活力になっていたら嬉しい限りです。
今後も陰ながら応援しています。最後まで妥協なく走り抜けてください。
最後に、社員さんを含め、関わってくださった全ての方々へ感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
井澤 大樹
山下担任助手より
こんにちは!担任助手2年の山下です。
5月で東進ハイスクールを卒業するにあたり、最後にこの場を借りて調布校のみなさんにメッセージを伝えたいと思います。
少し先の話になりますが、今年が終わり共通テスト前後の時期になると、受験生のみなさんは志望校に出願をしますよね。一通り出願者が出揃うと、大学側からその年の倍率が発表されます(発表しない大学もあります)。
仮に定員が100人の学部に200人の出願があったら、倍率は2倍になります。
このときみなさんは「倍率2倍」をどう考えますか?
50%の確率で受かる、もしくは50%の確率で落ちるという意味だと考えますか?
実は私は、倍率には大きな意味はないと思っています。
例えば最後に受けた模試の点数が受験者の中でいちばん高かった人の合格可能性は50%より遥かに高いです。逆に、模試の点数が低いどころか受験勉強すらまともにやっていないような受験生がいたとしたら、その人の合格可能性は絶対に50%もないですよね。
入試の点数が高い順番に合格が決まるのが大学受験です。当たり前ですが、倍率とはあくまでも出願者/定員の割合であり、合格する確率を示す数字ではないということです。
倍率が2倍というのは、受験者のうち上から数えて半分以内に入れば合格できるということを表しています。
こう考えると、残り半分の人よりも高い点数を取ればいいんだというイメージが湧いてきませんか??
倍率の話を出して一体何が言いたいのかと言うと、数字に気を取られて弱気な受験をしないでほしいということです。
大学受験では様々な情報の基準として数字がよく使われますが、それらはあくまでもデータであり、実際に評価されるのは当日取った点数のみです。数字を参考にするのは良いですが、倍率が高いから…定員が少ないから…という理由で挑戦をやめてほしくないです。
私自身、第一志望校の前期試験には落ちましたが、同じ大学の後期試験を受けて合格をもらうことができ、今も学ぶことができています。
後期試験での私の学科の定員は4人でした。前期試験よりも難しい後期試験で定員もたったの4人という厳しい挑戦でしたが、それでも後期を受けて本当に良かったと思っています。受けなければ合格もなかったからです。
なので私からみなさんに伝えたいのは、わずかなチャンスでも最後まであきらめずに追いかけてほしいということです。
これはあくまでも一例なのですが、こんな受験をした人もいるというエピソードがいつかみなさんの背中を押せたら幸いです。
調布校のみんなの合格、そして明るい将来をこれからも願っています。
担任助手として調布校で得た経験に心から感謝しています!1年間ありがとうございました!
山下 果倫
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!明日は松島・山口・眞弓担任助手からの卒業ブログです!ぜひご覧ください!