記述模試の復習法 | 東進ハイスクール 調布校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 9月 25日 記述模試の復習法

調布校のブログをご覧の方、こんにちは。

担任助手1年の二階堂結衣です。

今回は、記述模試の復習法について書かせていただきました。

 

記述模試復習のポイント

マーク模試とも共通して言えることなのですが、模試の復習はなるべく早く行うに越したことはありません。解いた時の感覚を残したまま復習することで、自分の知識や思考のどこが間違っていたかがより明白になるからです。

 

復習を行う際、まずは以下の三つのように問題を分類します。

①自信を持って正解できた問題

②自信はなかったが正解した問題

③勉強はしていた範囲だが間違えた問題

④勉強が追いついていなかった範囲の問題

 

①については特に問題はないはずなので、少し解答を見返すのみで大丈夫です。

 

最初に取り組むべき問題は、に分類された問題です。曖昧な知識で正解してしまい、その後復習を怠ってしまうと、本番で出題された際にも曖昧なまま解答することになります。模試の時に偶然正解できたからといって本番でも正解できるという保証はないので、ここは早めに復習して、知識を確実に定着させるのが良いでしょう。

 

次に、の問題の復習を行います。③の問題については、間違えてしまった理由を分析することが重要になってきます。知識が抜けてしまっていたのであればインプットし直し、解法が思いつかなかったのであれば解答を見てその解き方を模倣し、次に似た問題が出題された際に対応できるようにしておくのが良いと思います。

 

④の問題にはあまり時間をかける必要はありません。しかし、この時期ともなると、特に記述で課される科目については全範囲の勉強が完了していることが前提となるため、④以外の問題の復習が終わった後で早く未履修分野の学習に入りましょう。

 

これに加え、冠模試であれば更に問題の傾向を分析します。冠模試とは、「○○大模試」などのように、大学名を冠した模試のことです。冠模試は、対象となる大学の入試問題の問題形式や配点、試験時間、出題傾向に似せて作られているため、二次試験の対策としてとても役立ちます。冠模試の問題を分析することで、二次試験の問題がどのような傾向を持つのかを知ることができます。そのため、冠模試は過去問演習と似たような復習が効果的です。

 

終わりに

今回紹介した記述模試の復習法、是非参考にしてみてください。

次回の更新は菱沼担任助手です。