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2023年 8月 20日 夏休みブログリレー第18走 ~鉄は熱いうちに打て、なんなら熱くなくても打て~
こんにちは!東進ハイスクール調布校の担任助手2年、嶋坂倫成です!
いよいよこのブログリレー、自分の番が回ってきて何を書こうかと思っていましたが、
受験生にあてて書いている担任助手が多かったので、
僕は高校1・2年生に向けてこのブログを綴ろうと思います。
最後まで読んでいってほしいですが、受験生の方はブラウザバック推奨です。
鉄は熱いうちに打て
見出しの言葉、知っているでしょうか?いわゆる『慣用句』というやつです。
『鉄は熱いうちに打て』の辞書的な意味は、
鉄は熱いうちに打って、成形しなくてはならない。物事には時機があり、好機を逸してはならないことのたとえ。また、教育や鍛練は若いうちにすべきであるというたとえ。(コトバンクより)
要は『タイミングを逃してはならない』ということですね。
受験において、タイミングを逃すとはなんでしょうか?
自分は「今からやっても受験当日までにどうにもならない状態に陥ること」
だと思います。
定義としては曖昧ですね。そんなの人によって違うじゃん、と思うかもしれません。
(実際問題、3か月でMARCHに受かったとかそんな話もあったりします)
ですが、傾向として「タイミング」はいつなのか。去年1年間、そしてこの4か月を通して、多くの大学受験を志す高校生に共通する「タイミング」がありました。
それは「高校2年生の時の共通テスト同日体験受験」です。
このタイミングで目標点に届いていないとかなり厳しい受験を強いられます。去年見てきた高校生たちにもいたし、かくいう自分がそうでした。
「自分が合格する確率は50%を切っている」と1年中思い続ける受験は辛かったし、なにより自分は積み重ねがモノをいう英語が最後まで足を引っ張っていました。
高校3年生の1年間、必死に頑張った自信はあります。ただ、それ以前にも必死で頑張っていたかと聞かれて「はい」とは言えません。
自分が東進に入学したのは高校2年生の7月でした。そして入学してからも頑張り切れない期間が何度かありました。
「もう少し早くから勉強を始めておけばよかった」
「もう少し早くから必死に勉強しておけばよかった」
早稲田の5つの不合格が示された画面を見て、こう思わずにはいられませんでした。そのうち1つは補欠からの不合格でした。決心するのが、本気になるのがあと1日でも早ければ、そう思わずにはいられませんでした。
どんなにちっぽけでも目標が決まったらすぐに本気で行動した方がいいです。
物事すべてそうですが、大学受験は「早く、長く、全力で」やれた人から勝っていきます。
なんなら熱くなくても打て
「後悔先に立たず」という言葉、当たり前のことを言っていますが、大きな後悔を経て本当にそうだなと思います。
上の文章で「どんなにちっぽけでも目標が決まったら」と言いましたが厳密には間違いです。
何も決まってなくても本気で勉強に取り組んでください。(これは特に高校1年生の子たち)
まずは学校のテストで高得点を狙うところから始めてください。
だいたいの高校生が勉強週間が身についてないことが不合格の原因になります。
学校の勉強や受験勉強が将来自分のやりたいことに一切関係ないと自信を持って言い切れる人はいいです。
しかし、少しでも大学受験に挑むつもりがあるなら今すぐ毎日1時間勉強する習慣をつけましょう。
やりたいことが見つかったとき、それを目指せない立場にいるということはとても悲しいことです。
君たちのやりたいことが見つかるのは1日後かもしれないし、1年後かもしれないし、
就職活動の時かもしれないし、なんなら働き始めてしばらくした後かもしれません。
その時に選択できる立場にいること、少なくても今の日本では大卒であることが選択肢を広げます。
いわゆる学歴も君たちの道を広げる一要素です。
将来の自分により多くの可能性を残してあげるために、まずは勉強から取り組んでみてください。
さいごに
もしかしたらここまで読んでいる受験生がいるかもしれないので一言添えておきます。
「諦めたらそこで試合終了」です。
確かに不利な戦いかもしれませんが諦めたら勝率0%です。
たとえ0.1%でも勝ちたいと思うなら、残りの時間を極限まで、有効に使ってください。
明日(8/21)は稲津担任助手です。彼は熱い男ですので、熱いブログをどうぞご期待ください!