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2018年 5月 12日 卒業担任助手ラストメッセージ~Part11~
こんにちは
担任助手の末松です。
久しぶりのブログですが
この5月で東進の担任助手を卒業します。
生徒時代からの1年半
担任助手としての3年間
非常に長い時間この調布校にいました。
生徒が担任助手になり、その担任助手が持っていた生徒が担任助手となり
卒業していくところを見るくらい長いです。
始めた当初は受験時代の経験を活かして後輩のお手伝いが
できたらぁというところから始まりました。
担任助手として勤務をしていくとともに考えさせられることも
多々ありましたがその考えは変わりませんでした。
やりたいことを仕事にできる担任助手という仕事は
3年間振り返ってみても働かせてもらえて良かったと思います。
今までを振り返ると長くなりそうなので
受験生の皆さんへメッセージを送って締めたいと思います。
自ら求め、
自ら考え、
自ら計画・実行すること
結構前にも簡単に書きましたが
これが一番大切だと思うので
僕なりの解釈を書かせていただきます。
この言葉はおそらく受験勉強だけでなく
どんなことも当てはまると思いますが、
これらのことができたら強いです。
まず、なんでその大学に行きたいのか、その大学じゃないとなぜダメなのか
自分でこだわりを持ちましょう。
周りからの理由だけでは弱いです。
周りの人の環境は違えど、受験勉強は自分がやらないといけません。
そして
「〇〇工学部に行きたい」
「〇〇大学に行きたい」
といった片方のみの理由でも弱いと思います。
受験本番では○○大学○○学部の試験で上位に入れないといけません。
(全学部入試もありますが置いておきます)
受験本番直前の過去問演習で点数が届かなかったときに
やりたい学部しか決まっていなければ
希望の学部の1つ下のレベルでいいやと妥協しますし、
行きたい大学しか決まっていなければ
〇〇大学でもやりたい〇〇学部は難しいから
興味のないけど低めの別の学部にしよう
と妥協してしまいます。
最後の最後までその大学に入るために
何が何でも努力できるのは自分のこだわりです。
そのために自分の将来を考えてみてください。
高校生の皆さんにとって簡単なことではないと思いますが
そこから逃げてしまうとゴールが決まりません。
まずは自分が目指す目標を固めてください。
次にその大学に行くために何が必要なのかしっかり考えてください。
高校2年生までは大学本番で取らなければいけない点数や
本番に解く問題などインターネットで普通に見ることができます。
とはいえ解く必要は無いですが最終的なゴールが
どんなものか知ることも大切です。
そしてそのゴールに向かっていくために何が必要なのか。
しっかりとなぜ今の自分にそれが必要なのかを
考えて取り組まないと効果が出ません。
例えばテキストの復習をしろと言われるのがなぜなのか。
これは復習をすることが目的ではなく授業の内容を
反復学習で定着させることが目的です。
文法の授業を受けているのに模試で文法の点数が低かった。
その時に授業でやった内容が出たのに忘れてしまったというのであれば
復習方法に問題があるか、または復習する回数に問題があるかなど
そこに対して正しい解決策が分かります。
そこを考えずただ言われた方法で定着のできない復習をするだけなら
やらない方がましです。
効果的な復習の方法などはありますが、
すべての人間に100%当てはまるわけではありません。
自分にはどんな方法か必要なのか考えて取り組むことをしてください。
そこができれば今の自分に何が必要なのかを考えられますし、
ゴールまでに何をすればよいのかを考えて勉強できると思います。
それが違ったり、もっと良い方法があれば
担任助手の方や担任の方が教えてくれます。
是非とも相談してください!
最後に立てた計画通り実行すること。
これが簡単ではないですよね。
ただしっかり計画が考えられる人なら今の遅れが
受験直前の過去問演習不足につながると理解できるはずです。
受験直前の1秒も今さぼる1秒も変わりません。
勉強に対して常にやる気満々でできる人は少ないです。
やる気がないに対しての解決策は
1,その時間サボっていいかどうか理解したうえでサボる。
2,やる気が出ない時の勉強に切り替える。
3,第一志望をあきらめる。
1が分からないのであればしっかり逆算で第一志望に何が必要なのかを考える。
そのうえでその1時間1日をサボるのはいいと思います。
ただそれで落ちてあと1日勉強しておけばよかったと思ったら
未来の自分はめちゃめちゃ後悔すると思います。
2,は手を動かすのがつらいのであれば音読に切り替える、
それも嫌なら模試ノートを眺めるなど
できることに切り替えるなどです。
3,はそのままです、当然です。
とにかく決めてコツコツ進めていきましょう。
これで僕からのラストメッセージとさせていただきます。
長い文章を読んでいただきありがとうございました。
卒業しても調布校の皆さんのことを応援しています。
今までありがとうございました。
明日は泊(兄)担任助手です。
お楽しみに。