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2024年 7月 29日 科目別勉強法~社会科~
調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
この暑い夏、いかがお過ごしでしょうか?
受験生の皆さんは暑さにも負けず日々勉強に勤しんでいることと思います。
今日のブログでは担任助手一年の内田馨・内田佳穂・玉川が、前回に引き続き、勉強法についてご紹介します。
今回は、ただ暗記するだけと思われがちな、社会科目編①です!
是非最後までご覧ください!!
日本史
私は日本史の流れの部分は因果や関係性と一緒に覚えながら勉強しました。
誰がなぜ、何を望んで何を嫌って動いたのかとか、
ここの血縁関係がこうなっていて、これらの勢力はこう対立しているからとか、
ただ争いや出来事の流れを覚えるだけでなく、こういったことも一緒に入れながら日本史は勉強しました。
背景を分かっていたほうが覚えやすいし、忘れにくいのかなと思います。
また、夏休みは文化史もしっかりやりましょう。文化史が好きな人はそうそういないので疎かにしがちですが
そうすると秋冬のあなたが本当に苦しみます。本当に。
寺社仏閣や像など、物体があるものは資料集等で写真を見ながら覚えましょう。
実は文化史も時代の流れや出来事の影響を受けています。明治以降の文学史は特にそれが分かりやすいです。
そして過去問を解いて自分が覚えられていないところを知ったうえでまたインプットです。
過去問は形式への慣れのためもありますが、私は自分の弱点探しのつもりでやりました。
僕からは、自分が夏休みに毎日取り組んだ結果共通テストレベルをほぼ網羅することができた日本史の勉強法を紹介します!
僕は夏休み問題集を買って、毎日一題ずつ解き進めていました。
その後問題全てをリード文も含めて復習し、周辺の事項についても教科書を見て復習したあともう一度問題を解き直すというルーティンをしていました!!
社会科目がインプットだけ、アウトプットだけで実力向上につながらないことはみなさんも経験から大体わかることと思いますが、この勉強法は言ってしまえばそれに地道に従っただけです。
自分はZ会の実力のつく日本史100題という問題集を使いましたが、問題集は人それぞれで良いと思います。ただ、継続が一番大切です!!!
自分にあった問題集を探して、夏のうちに日本史にある程度余裕を持てるようにしましょう!
世界史
まず初めに世界史のやってはいけない勉強法2選をご紹介します。
①ひたすら一問一答をやって単語を覚える。
②教科書をただ眺めて理解したつもりになる。
この二つの勉強法に当てはまっている人は、要注意です!
世界史を覚える上で一番大切なことは、通史の流れを覚えることです。
まずは地域ごとの縦の歴史の流れを覚える。
その後に各地域、宗教などの横のつながりを覚える。
この大まかな流れが頭の中でしっかりと理解できていないと、単語だけ覚えていても意味がありません。
教科書や参考書などで流れをある程度理解したら、ざっくり自分なりに書き出してみましょう。
このときに、丁寧にまとめすぎるのではなく、あくまで自分が理解できているのかの確認ということを念頭に置いて書き出してみてください!
最も、関係が複雑で横や縦の流れがつかみづらい時には、教科書・参考書・資料集を参照しながら自分なりのまとめを行うことも大切です。
自分の理解度を鑑みながら効率の良い勉強をしていきましょう!
通史の流れがある程度理解出来たら、次がアウトプットです。
このアウトプットの時に一問一答や過去問を活用して下さい。
一問一答はアウトプットをしながら単語も覚えられる良いコンテンツです。
ただ、一問一答に頼りすぎないように、これだけを勉強するということは絶対にしないようにしてください!
僕は、夏の時期は一問一答を、教科書や受講の範囲で勉強したところの確認テスト的な役割で使用していました。
また世界史の勉強をするときは(学校の授業も含めて)常に一問一答を机の上に置いておいて、授業や過去問を解いていて聞いたことのない単語、とても分かりやすい図解などが出てきた時に、一問一答に全て書き込んでいました。
これは本当にためになったと思うので、皆さんもぜひ自分だけの一問一答を作り上げてください!