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2024年 10月 3日 フランス留学体験記

調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!担任助手2年の北川晶子です。

4月上旬から8月上旬にかけて、約4か月間フランス留学に行ってきました。

今回のブログでは、4か月のフランス留学体験記をお届けしたいと思います!

ぜひ最後までご覧ください!

はじめに

私が現在通っている専修大学国際コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科では

2年次前期(分かりやすくいうと大学2年生の1学期のことです。)の海外留学が必修となっています。(経済的、心身の健康などで海外渡航が厳しい場合を除く。)

私は大学で英語、そしてフランス語を学んでいるので、フランスに行くことにしました。

なぜ英語圏ではなくフランス語圏への留学を決めたのかというとそれはズバリ!貴重な機会だからです。

フランスへ「留学」という形で4か月間渡航する機会は英語圏と比べるとはるかに少ないだろうと思い、フランス留学を選択しました。

授業

私は今回ブザンソンにある国立大学付属の語学学校に通っていました。

ブザンソンはパリからTGV(フランス版新幹線)で2時間30分ほど東に行った場所に位置する都市です。

有名な観光地でなく、人通りがそこまで多くはないので、穏やかに過ごすことができました。

 

授業は基本的には月曜日~木曜日は午前に3時間、午後に2時間。金曜日は午前に3時間授業がありました。

(たまに課外活動もありました。)

フランス渡航前にレベル分けのテストを受け、その結果に応じてそれぞれのレベルに分かれて授業を受けました。

授業では日本で習った文法を実践を交えながら学んでいくという形式の授業が多かったです。

読み書きの授業よりかは聞いて、話す授業が多かったです。

一度習った文法でもフランス語で説明されると日本語では表現しきれなかった差異や言い回しなどを明確に理解することができ、とても面白かったです。

最初は先生の話を聞いて理解することで精一杯でしたが、2週間もすれば積極的に質問したり発言できるようになりました。

話さなければならない状況に身を置かれた人間の適応力に感心しました。

 

ホストファミリーとの生活

留学期間中はホームステイ先の家で生活していました。

学校までは路面電車で20分ほどの距離で、学校にも通いやすかったです。

 

私がお世話になったホストファミリーは老夫婦と犬一匹という家庭でした。

ホストマザーがフランス語、英語、スペイン語、イタリア語の4か国語を話すマルチリンガルで語学に長けていることもあり、私のフランス語のレベルに合わせて会話、質問してくれました。さらに、徐々に会話速度、単語などを難しくするなど、フランス語力が効率よく向上するように色々考えて話しかけてくれました。

そのおかげもあり、4か月で驚くほどフランス語が上達しました。

ホストファザーが話せるのはフランス語のみですが、いつも笑顔で気さくにジョークを交えて話しかけてくれて、すぐに打ち解けることができました!

また、家がとても大きく、空きの寝室が4部屋あったため、他の国からの留学生とも一緒に暮らしていました。

ホストシスター、ホストブラザーの国籍遍歴は下記の通りです!(英語では同じ家にホームステイしている留学生もホストブラザー、ホストシスターと言うそうです。)

4月~5月 ウガンダ、アメリカ

6月 アメリカ、スイス(スイス人の子は1週間のみでした)

7月以降 アメリカ、香港、カンボジア

 

日本にいたらまず会う事がほとんどないであろう国の留学生ともお互いの国の文化について話すことができてとても楽しかったです。

学校にもメキシコやアルゼンチン、ナイジェリア、オランダ、サウジアラビアなどのたくさんの国籍の生徒がいて、それぞれの国の生活や価値観などについて聞くことができ、文化的差異をたくさん知ることができました。

ホストファミリーはビジネスでやっている家庭も多く、当たり外れが大きく、寮よりも料金が高いです。

しかし、現地の言語を話す機会が寮よりも格段に増やすことができるため、留学に行く際は(経済的に余裕があればの話ですが…)ホームステイをお勧めします!

 

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!

私は4か月間留学に行き、語学力異文化対応力はもちろん、度胸自信が身につきました。

また、海外に実際に行くことで、本やインターネットでは知ることができないものを肌で感じることができます。

日本では体験できないことばかりなので、機会があれば是非留学に行ってみてください!

 

次回は「担任助手になったきっかけvol.1」です!お楽しみに!