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2022年 10月 2日 担任助手による〇〇大学レポートvol11~東京農工大学~
調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
担任助手1年の村瀬優奈です!
第11回は東京農工大学について紹介します
ぜひ最後までご覧ください!!
学部
東京農工大学は名前の通り農学部と工学部の二つの学部からなっています。
まず、その各学部について説明します。
①農学部
農学部は、5つの学科があります。
農学、生命科学、環境科学、獣医学などについて学ぶことができます。
獣医学科は関東地方の国公立大学には、東京大学と東京農工大学のみにしか存在しないため、農工大学の獣医学科は人気の学科になっています。
農業、林業、畜産業など以外にも、環境汚染調査やエネルギー生産も研究されています。
また、最近注目されるAIやロボットを使った「スマート農業・林業」という、農業と工業が融合した研究も盛んです。
②工学部
工学部は、現在6つの学科があります。
生命・医工系、マテリアル系、機械・AI系の3つにわけることができ、幅広く工学について勉強できます。
医工学を勉強できる学校はそう多くないので私の通っている生体医用システム工学科はやや珍しく、医工学に興味がある人にはおすすめです!
キャンパス
東京農工大学は2つのキャンパスからなっています。
一つのキャンパスに1つの学部が設置されているので基本的に4年間通うキャンパスは変わりませんが、サークルや部活などでは合同で行われていることもありますし、他学部の授業もとることができるので、2つのキャンパスを行き来することはできます!
しかし、2つのキャンパスはあまり近いわけでもちょうどいいバスや電車が通っているわけでもないので行き来するのは少しめんどくさいです、、、
①府中キャンパス
府中駅からバスに乗って少しするとつきます!
農学部の人が通っています。
普通の大学と同じように、食堂や図書館、体育館があるほか、科学博物館や牛舎、厩舎、蚕や動物医療に関した施設などの農学部特有の施設も複数存在します。
ちなみに、この府中キャンパスには、馬術部があり、馬に乗ることができます。
②小金井キャンパス
東小金井駅から歩いてすぐのところにあります。
工学部の人が通っていて、私もこのキャンパスに通っています。
食堂や図書館、体育館のほかに、このキャンパス内にも博物館があります。
小金井キャンパスの博物館には農工大学の歴史についてや、蚕についての資料があるほか、昔日本で使われてた製糸機械や、ヒューマノイドロボットなどが展示されています。
一般の人にも公開されているので興味がある人はぜひ行ってみてください!
特色
東京農工大学の一番の特徴は、男女比です。
東京農工大学は理系の単科大学にしてはとても女子率が高いです。
農学部ではおよそ5割、工学部では3割近くが女子生徒です。
一般に女子生徒の少ない機械系や情報系の学科でも2割前後は女子となっているため、女子生徒でも男女比を心配する必要がありません。
実際、小金井キャンパスには工学部の生徒しかいないはずですが、食堂や講堂などの敷地内で見かける女子はとても多いです。
工学部に行きたい女子にとって男女比は気になるところだと思うのでぜひいちどオープンキャンパスなどにきてみて、女子の多さを実感してみてください!
また、私が思う農工大の強みは、大学院受験の際の学内推薦の多さです。
ここからは工学部においての話になりますが、東京農工大学の工学部では8割ほどの人が大学院に進学し、その多くが東京農工大学院に進みます。
その際、大学院入試をしますが、成績上位者には大学院受験で筆記試験を免除することのできる資格が与えられます。
この資格を一般に学内推薦などと呼びますが、推薦をとれる人は一般的に2~3割程度です。
しかし農工大学では半分程度の人がとることができるので、簡単に大学院に進むことができます。
どの大学でも工学部に行く人は大学院に進む人が多いと思うので、これはかなり強みになると思います。
最後に
東京農工大学は、理系単科大学であり、二学部しかないため、志望する人もそう多くなくあまりメジャーな大学とはいえないかもしれませんが、単科大学でかつ1キャンパスに1学部しか設置されていないからこそ、それぞれ専門的な施設も多く存在しています。
すべてを紹介しているわけではないので興味がある人はぜひ詳しく調べてみてください!
また、常に一般の人も学校内に入れるように解放されているので、よかったら大学に足を運んでみてください!
最後までご覧くださってありがとうございます!
次の更新は稲津担任助手です!